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【競走なきモデル】
武術を学ぶ人は、武道や格闘技を学ぶ人と一線を画していると私は常々思っています。
ブルース・リーは試合に価値を認めていませんでした。
彼は真剣勝負にこそ価値があると信じていました。
彼は後年、基本的に競争することは個人や精神の成長、さらにいえば武術に秀でるための正しいモデルではないという考えに至りました。
競争に身を投じると、自分の外で起こっていることに縛られ、そこに意識が集中する。
誰かに勝ったり賞を獲ったりするためだけに、あなたは努力しているのか、それとも、自分が成長するプロセスに興味があるのか。
競争は何かにつけて人を勝者と敗者に分類します。
協力関係や共創の関係を育むのでなく。競争は私たちを自分から切り離し、たがいに争わせます。
競争の中では、可能性をフルに発揮できません。
自分を隅々まで観察して独自の経験を最大限つくり上げるのでなく、勝つことだけに執心してしまうからです。
スポーツの試合でもよく相手を分析しているなどという話を聞きます。
私たちは勝つために何百時間もかけて相手の能力を分析しながら、自分自身については非常に限られた情報しか学んで いないのではないか?
この競争というモデルにおいて私たちが学ぶことは、「自分にない何を相手は持っているか」ではなく「本当の自分になるための何を自分は持っているか」なのだと思います。
武道や格闘技を学び、その価値を試合で勝つということに見出している方はそれでいいと思います。
しかし、試合等ない武術を学ぶ方は、何にそれを学ぶ価値を見出しているのでしょうか?
それは個人個人異なると思いますが、本質はいずれわかると思います。
その域に達するまでどうぞ修行なさることをねがいます。
【燃えよドラゴンが劇場公開】
ワーナーブラザーズ創立100周年と燃えよドラゴン制作50周年及びブルース・リー没後50年のコラボイベント。
【ブルース・リーのジークンドーに対する詠春拳の影響】
ヨーロッパの詠春拳サイトの記事。
個人的な見解で書かれたものです。
ジークンドーの後で詠春拳を学んだ者として賛同できるところとし兼ねる部分がありますが、よい記事なので紹介いたします。
